第16話 激ヤバ!オレたち死ぬのか? | 脚本 小林靖子 | 監督 辻野正人 |
6月1日放映分 | メインキャラ:5人 | |
放課後校庭にいる5人に降ってきた金色の粉。空にはネジレ獣ドクガネジレがいたが、変身した5人とまともに戦闘することもなく姿を消してしまった。夜の3時にメガシップに集合させられた5人に久保田博士が、ドクガネジレの撒いた金色の粉は人を24時間で死に追いやる猛毒だと告げる。浴びた証拠に5人の体には蛾の形をした赤いアザが浮かび上がっていた。今までにないタイプの毒のため解毒剤がなく、パニックに陥る5人。タイムリミットは午後6時。それまでにやり残したことはないのか?と各人は悩む。 | (INET側)ギャラクシーメガ、デジタンク (ネジレジア側)ドクガネジレ、ビビデビ (決まり手)毒の粉が地上に飛び散らないように宇宙空間に連れて行き、ブースターライフル。 |
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第16話の千里ちゃん | シチュエーション | セリフ |
1. | 放課後、たこやきを食べようとする健太を見て瞬が突っ込んだあとに・・・ | 「そうそう。起きてるのってゲームやってるときだけだもんねぇ〜っ」 |
2. | 変身後に、降ってくるドクガネジレの粉を見て・・・ | 「何これ?」 |
3. | あっさり帰っていくドグガネジレを見て・・・ | 「もう帰っちゃった。」 |
4. | メガシップで久保田から毒の事を聞いて・・・ | 「そんなぁ」 |
5. | 解毒剤のことを聞く・・・ | 「そうよ、解毒剤」 |
6. | 久保田の「希望を捨てるな!」の声に全員で・・・ | 「はい」 |
7. | デジ研で・・・ | 「ただ待ってることしかできないなんて・・・」 |
8. | 健太に対してキレる瞬に・・・ | 「瞬、いいすぎィ!さっきから否定するばっかで、ちょっとは考えたらどうなの?」 |
9. | 瞬が言い出して健太、みくと3人が出て行く時に・・・ | 「ちょっと待ってよ!そんな簡単にあきらめていいのォ?」 |
10. | 最期だったらどうする?と聞かれ・・・ | 「そんなの分かんないじゃない!?」 |
11. | 3人の出て行ったデシ研に残され、必死でパソコンのキーボードを叩く耕一郎に・・・ | 「耕一郎・・・もうデータベースは探し尽くしたんでしょ?」 |
12. | 「ん、最期の最期まで何かせずにはいられないんだ・・・」の耕一郎の返答に・・・ | 「耕一郎・・・」 |
13. | ・・・やりたいこと・・・の言葉を思い出し、バッグの中からカメラを取り出し、ファインダーをのぞき、耕一郎に向ける。 | 「私のやり残したこと・・・」 |
14.13時37分ごろの設定 | ズームレンズが耕一郎の流す涙をとらえる。たまらなくなり、耕一郎に近寄る。肩に手をやり・・・ | 「耕一郎。あたしたちメガレンジャーだもん。最期まで希望を持っていよ!・・・ねっ!?」 |
15.Bパート | デジ研に思い直した3人が帰ってくる。うなずく千里。 | セリフ無し。 |
16. | ドクガネジレに立ち向かう5人。すでに変身している。各人が武器を使用する。 | メガピンクと「メガスナイパー!!」 |
17. | 毒が効いてきたのか、順に崩れ落ちるメガレンジャー。 | 「うっ・・・」 |
18.16時25分ごろの設定 | ビルから落ちていく5人。メガスーツが解除される。 | 悲鳴。・・・落ちたあとに「メガスーツがぁ・・・」 |
19.17時11分ごろの設定 | 夕日の中、変身できないため、生身の体で立ち向かう5人。そこへデジタンクで久保田博士が解毒剤をもって駆けつける。元に戻った5人は一斉に変身した。 | 「インストール!メガレンジャー!!」 |
20. | 名乗りのポーズ「電磁戦隊ー」 | 全員「メガレンジャー!!」 |
21. | 倒されたドクガネジレがビビデビの力で巨大化した。ギャラクシーメガを呼び、合体する。 | 全員「電子合体!!」完成後「完成、ギャラクシーメガ!!」 |
22.ラストシーン | みくと2人だけのデジ研で、みくが買いまくった品物が並んでいる。それを見て・・・ | 「すご〜〜〜い。・・・これ全部みくが買ったのォ?」 |
23. | ウエデイングドレスの入った箱を見つける。 | 「これも?」 |
24. | みくがあわてて来るが、ドレスを持ち逃げ回りながら・・・ | 「うわぁ〜〜っ・・・へぇ〜〜っ。みく、これ誰のために着るのォ?」 |
25. | 3人が入ってくる。瞬がいることにもう大慌てのみくだが、千里はドレスを持って近づく。 | 「見て見てぇ!!」 |
今回のポイント | まじめに。 | 小さく見えて大きなお世話のコーナー |
小林靖子が脚本で初参加。「ブルースワット」で脚本を書いていたが、今回から戦隊シリーズ班に加わった。初参加にしては、5人のキャラクターをよく生かした作品に仕上がっており、女性らしい観点も新鮮だった。命が危ないことを知らず明日の約束をとりつける一般人の明るい生き様に触れ、「自分のやり残したこと」だけを求めて飛び出した健太、瞬、みくが思い直すところが印象的。またリーダー格で強くあろうとした耕一郎が家族の写真を見て涙する姿がたまらない。人の強さ・弱さをうまく書くことのできる作家が登場した記念すべき回。 | ●オープニングクレジットで、この回登場するネジレ獣が「ドクガガネジレ」となっており、「ガ」が1文字多い。毒蛾なのでドクガネジレが正解。 | |
夜中の3時に叩き起こされた時でも、耕一郎は制服姿、すごすぎる。健太はくずれまくりのパジャマ。みくと瞬は意外とラフな格好。千里は赤いトップに濃い茶色のレザーベスト。ピンクのミニスカート(センターにプリーツが入っている。)に白いハイソックスと決めている。寝ずに遊びにでも行っていたのであろうか(笑) | ●赤いアザは・・・ 千里 ・・・左手の親指側 みく ・・・左足のふくらはぎ外側 瞬 ・・・首の左側 耕一郎・・・右手の甲 健太 ・・・一人「オレはないぞ!」と喜んでいたが、調べてみると、なんと股間にあった。 |